認知アルゴリズム特論
課題4 KL展開
レポートの提出期限は12月6日(月)です。
できた人から早めに提出して下さい。早く提出したことは評価します。
下から都合のよいフォーマットを選んで下さい。37人分の顔画像データです。
350×286画素の顔画像を350×286=100100次元の特徴ベクトルと考える.
- 32枚の画像から,KL変換を求める.得られた平均ベクトル、固有ベクト
ルを画像として表示してみる(見やすいように適当にスケーリングする).
- 得られたKL 変換により,各画像の次元を圧縮し、復元した画像を表示す
る.圧縮次元数により,画像がどのように変化するか,また,どの程度の誤差
が発生しているかを調べる。
- 学習に用いなかった顔画像を次元圧縮し,同様のことを調べる.
学習ベクトル数が,特徴ベクトルの次元数より,遥かに小さいことに注意する.
このため,固有値および固有ベクトルは,学習ベクトルと同じ数だけしか存在
しない.
課題に関する参考事項
固有値、固有ベクトルを求めるプログラムはMatLab, mathematicaなどを用い
てもよい。また、インターネット上でフリーソフトを見つけることも可能であ
る。数値計算の教科書にも、ソースコードが載っていることが多い。もちろん、
自分で作っても構わない。
猶、本課題の手法は,固有顔(eigenface)法と呼ばれ,顔画像認識で広く用い
られている.
Last modified: November 30, 1999