目的
本研究では,HMMを用いて,音声認識・音声合成という過程により, 音声を符号・復号化する音声符号化方式である認識ボコーダを 構成することを目的としている.
システムの構成
システムの構成は下図の通りである.
符号化の手順としては,
復号化の手順は
となっている.
符号化手法
本研究では,認識によって得られた音素列は学習データを 認識することにより得られた音素バイグラム情報を利用して エントロピー符号化した.
HMMの状態継続長を符号化するのには,以下の3つの手法を用いた.
合成音声
以下に本システムで作成された合成音声を状態継続長の符号化手法別にあげる
手法1 (160bit/s) | 手法2 (100bit/s) | 手法3 9bit(146bit/s) | 手法3 3bit(68bit/s) |
参考文献