研究内容
徳田・李研究室では,人とコンピュータ,コンピュータとコンピュータとのコミュニケーションを目指して,マルチモーダル情報空間におけるヒューマンインターフェースに関する研究を行っています.
主に音声や画像を扱っており,研究テーマによって大きく4つのグループに分けられます.
音声合成
人間の音声を人工的に作り出す技術です.
Speech SynthesizerやText to Speech Systemなどとも呼ばれ,以下のような用途で運用されています.
- 駅の音声案内
- カーナビゲーションシステムの音声案内
- 携帯電話のニュース読み上げ機能
- しゃべるぬいぐるみ
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音声認識
人間の話す音声をコンピュータによって解析し、話している内容を文字データとして取り出す技術です.
キーボードに代わるインターフェースとして注目を集めており,以下のような用途で運用されています.
- 同時通訳型の機械翻訳
- パソコン上での文章作成
- カーナビゲーションシステムの音声操作
- 指示を聞き分けるペットロボット
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音声対話
音声における人とコンピュータのコミュニケーションを目指しています.
先にあげた音声合成,音声認識の技術をフル活用し,以下のような用途で運用されています.
- バス運行情報案内システム
- 観光案内システム
- チケット購入システム
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画像処理
コンピュータの取り込んだ動画像,静止画像から情報を抜き出したり,新たに画像を生成したりする技術です.
以下のような用途で運用されています.
- 顔画像照合セキュリティ
- 手話動画像生成
- 読唇術システム
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表彰
- 2007
(財)電気通信普及財団:第23回電気通信普及財団賞 (テレコムシステム技術賞)
日本音響学会:第19回ポスター賞 (受賞者:辻洋祐)
日本音響学会:第18回ポスター賞 (受賞者:中村和寛)
- 2006
情報処理学会:山下記念研究賞 (受賞者:李晃伸)
日本音響学会:粟屋潔学術奨励賞 (受賞者:全炳河)
IEEE音響音声信号処理国際会議:学生論文賞 (受賞者:倉田大介)
- 2002
日本音響学会:粟屋潔学術奨励賞 (受賞者:李晃伸)
- 2000
(社)電子情報通信学会:第57回論文賞
(社)電子情報通信学会:第7回猪瀬賞
(財)電気通信普及財団:第16回電気通信普及財団賞 (テレコムシステム技術賞)
- 1999
日本音響学会:粟屋潔学術奨励賞 (受賞者:宮島千代美)
- 1997
(財)電気通信普及財団:第13回電気通信普及財団賞 (テレコムシステム技術学生賞) (受賞者:小石田和人)
旧情報
徳田・李研究室では,人とコンピュータ,コンピュータとコンピュータとのコミュニケーションをめざして,マルチモーダル情報空間におけるヒューマンインターフェースに関する研究を行っています.
主に音声や画像を扱っており,研究テーマによって大きく3つのグループに分けられます.
研究テーマ
音声や画像の合成に関する分野
- テキスト音声合成
- 話者補間
- 固有声
- 歌声合成
- 感情音声合成
- 唇合成
- 手話動画像合成
音声や画像の認識に関する分野
- 連続音声認識
- 音声による個人認識
- 顔画像による個人認識
- リップリーディング
- 手書き文字認識
- ジェスチャー認識
- 手話認識
- バイモーダル個人認識
符号化に関する分野
具体的なテーマ例