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関数 | |
Recog * | j_recog_new () |
エンジンインスタンスを新たにメモリ割り付けする. | |
void | j_recog_free (Recog *recog) |
エンジンインスタンスを開放する | |
Recog * | j_create_instance_from_jconf (Jconf *jconf) |
与えられた設定インスタンス内の情報に従って,新たな エンジンインスタンスを 起動・生成する. | |
boolean | j_load_am (Recog *recog, JCONF_AM *amconf) |
音響モデルを読み込む. | |
boolean | j_load_lm (Recog *recog, JCONF_LM *lmconf) |
言語モデルを読み込む. | |
boolean | j_load_all (Recog *recog, Jconf *jconf) |
全てのモデルを読み込み,認識の準備を行なう. | |
boolean | j_launch_recognition_instance (Recog *recog, JCONF_SEARCH *sconf) |
認識処理インスタンスを立ち上げる. | |
boolean | j_final_fusion (Recog *recog) |
全てのロードされたモデルと設定からエンジンインスタンスを 最終構成する. |
Recog* j_recog_new | ( | ) |
エンジンインスタンスを新たにメモリ割り付けする.
instance.c の 746 行で定義されています。
参照元 j_create_instance_from_jconf().
void j_recog_free | ( | Recog * | recog | ) |
エンジンインスタンスを開放する
インスタンス内でこれまでにアロケートされた全てのメモリも開放される.
recog | [in] engine instance. |
instance.c の 800 行で定義されています。
参照元 j_create_instance_from_jconf(), と main().
音響モデルを読み込む.
この関数は,与えられた AM 設定に従って AM 処理インスタンスを生成し, その中に音響モデルをロードします.その後,そのAM処理インスタンスは 新たにエンジンインスタンスに登録されます.AM設定はこの関数を 呼ぶ前にあらかじめ全体設定recog->jconfに登録されている必要があります.
recog | [i/o] engine instance | |
amconf | [in] AM configuration to load |
m_fusion.c の 428 行で定義されています。
参照元 j_load_all().
言語モデルを読み込む.
この関数は,与えられた LM 設定に従って LM 処理インスタンスを生成し, その中に言語モデルをロードします.その後,そのLM処理インスタンスは 新たにエンジンインスタンスに登録されます.LM設定はこの関数を 呼ぶ前にあらかじめ全体設定recog->jconfに登録されている必要があります.
辞書の読み込み時にトライフォンへの変換および音響モデルとのリンクが 同時に行われます.このため,この言語モデルが使用する音響モデルの インスタンスを引数 am として指定する必要があります.
recog | [i/o] engine instance | |
lmconf | [in] LM configuration to load |
m_fusion.c の 517 行で定義されています。
参照元 j_load_all(), と j_process_add_lm().
全てのモデルを読み込み,認識の準備を行なう.
この関数では,jconf 内にある(複数の) AM 設定パラメータ構造体やLM 設定パラメータ構造体のそれぞれに対して,AM/LM処理インスタンスを生成 する. そしてそれぞれのインスタンスについてその中にモデルを読み込み, 認識用にセットアップする. GMMもここで読み込まれる.
recog | [i/o] engine instance | |
jconf | [in] global configuration variables |
m_fusion.c の 615 行で定義されています。
参照元 j_create_instance_from_jconf().
boolean j_launch_recognition_instance | ( | Recog * | recog, | |
JCONF_SEARCH * | sconf | |||
) |
認識処理インスタンスを立ち上げる.
この関数は,与えられた SEARCH 設定に従って 認識処理インスタンスを生成し, 対応する音声認識器を構築します.その後,その生成された認識処理インスタンスは 新たにエンジンインスタンスに登録されます.SEARCH設定はこの関数を 呼ぶ前にあらかじめ全体設定jconfに登録されている必要があります.
recog | [i/o] engine instance | |
sconf | [in] SEARCH configuration to launch |
m_fusion.c の 865 行で定義されています。
参照元 j_final_fusion(), と j_process_add_lm().
boolean j_final_fusion | ( | Recog * | recog | ) |
全てのロードされたモデルと設定からエンジンインスタンスを 最終構成する.
この関数は,認識準備のための最終処理を行う. 内部では,
を行う. この関数が終了後,エンジンインスタンス内の全てのセットアップ は終了し,認識が開始できる状態となる.
この関数は,j_jconf_finalize() と j_load_all() が終わった状態で 呼び出す必要がある. 呼出し前には,recog->jconf に (j_load_all でともに 使用した) jconf を格納しておくこと.
recog | [in] engine instance |
m_fusion.c の 1111 行で定義されています。
参照元 j_create_instance_from_jconf().